マッチングアプリの有料会員はプラン変更や退会後に返金あり?なし?

• こんにちは、はるきんです。

マッチングアプリを活用していて料金に関することで困ったことはありませんか？

こういうことで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

有料の期間分の料金を前払いしていると残った期間の日数分、返金して欲しいと思うのは当然のことですよね。

今回はそんなマッチングアプリの返金制度について詳しく解説していきます。
注意しておくべきこともありますので、これを読んでマッチングアプリの活用にお役立てください。

 

マッチングアプリの返金は基本不可！

結論から言うと、残念なことにほとんどのマッチングアプリが基本的に返金対応は行っていません。
これは細かい文字でたくさん書かれている利用規約にも書かれています。

めんどくさいと思う気持ちはよくわかりますが、結構大事なことが書かれています。
大手アプリの利用規約から利用料金に関して書かれていたところを少し抜粋してみました。

Pairs公式：第12条（無料会員と有料会員、および利用料金）より

with公式：第9条（有料プラン）より

tapple公式：7.退会について より

marrish公式：第7条（契約期間および契約の終了）より

イヴイヴ公式：第10条（契約期間および契約の終了）より

このように、たくさんのマッチングアプリで返金対応はしていないことが書かれています。

そして、よく質問であるのがクーリング・オフです。

「決済が済んでいても8日以内ならクーリング・オフが使えるんじゃないの？」

こんな声もよく聞かれますが、こちらも基本的には適用されません。
そもそもクーリング・オフというものは、訪問販売などを対象としている制度です。
いきなりの訪問を受けて、ちゃんと考える間もなく契約をしてしまった時に、後から考え直せるように定められています。

マッチングアプリの有料会員になるかどうかは、自分1人で考える時間が十分にあります。
入会を決めて契約するときも、利用規約を読んで同意するチェックを入れるタイミングがあります。
そのため、じっくりと検討した上で判断したとみなされるので、クーリング・オフの対象にはならないのです。

 

でも返金制度があるマッチングアプリも

基本的に返金対応が行われないマッチングアプリが多いですが、中には返金制度を設けているマッチングアプリもあります。
ただし、条件付きになります。

大手でいうならば次の3つです。

では、どういう条件でどれくらい返金されるのか詳しくみていきましょう。

omiai

omiaiでは、まだ使っていない未使用月分の一部返金の手続きが可能です。

以下の返金対応表に従って行われ、購入した有料サービスと、その有料サービスの使用期間に応じて差額を算出します。
返金対応表の斜線部分については返金は行われません。

引用：omiai公式

そして、決済方法により返金額も変わってきます。

引用：omiai公式

ペアーズエンゲージ

ペアーズエンゲージでは、全額の返金保証があります。
会員登録をしてから3ヶ月間、活動をしていてもマッチングしなかった場合に入会費とプラン料金を全額返金してくれます。
もしくは、3ヶ月間無料で利用することができます。

ですが、こちらでは複数の条件を全て満たさなければ全額返金の対象とはなりません。

以上の6点の条件を満たしていれば全額返金対象となります。
少しややこしいので1つずつ解説していきましょう。

step
13ヶ月活動をしていても誰ともマッチングしない

こちらは言うまでもなく、その通り入会してから3ヶ月間、誰ともマッチングしなかったということですね。

step
2会員資格の必要書類の提出を登録から1ヶ月以内に完了している

会員資格の必要書類というのは、ペアーズエンゲージを使用するために提出しないといけない書類のことです。
その必要な提出書類とは次の5つです。

これらを1ヶ月以内に揃えることは可能だと思います。
なので、ちゃんと提出を完了させておくというところまで、しっかりと終わらせておきましょう。
必要書類の提出を求められた日から1ヶ月後の2日前くらいを着日予定にしていたら、この条件はクリアできますよ。

step
3全額返金対象期間の間、辞めることなく会員資格を持っていたこと

こちらも言うまでもなく、その通り全額返金対象期間の間に退会したり強制退会などといったことがなく会員資格を持っていたと言うことです。

step
4「いいね！」は誰にもせず、毎月それぞれ10回以上「見送る」をしている

登録してから3ヶ月、全額返金対象期間の間は誰にも「いいね！」をしていないこと。
送られてきた「いいね！」にも「見送る」とマッチングしない意思を提示しなければなりません。
1度でも「いいね！」をすると全額返金対象外になってしまいます。

step
5紹介された相手に対して、毎月それぞれ1回以上マッチングの拒否をしている

これは特に気をつけていないといけません。
ペアーズエンゲージからは毎月30人程の異性を紹介されます。
その紹介された相手に、しっかりとこちらから拒否することが必要です。

「自動スキップ」といって、期間内に未回答の紹介は自動的にスキップされるというシステムがあります。
ですが、この「自動スキップ」を頼りに無視していると全額返金の条件は満たされませんので、放置せず3ヶ月の間、紹介された相手全てにマッチング拒否をする必要があります。

step
6全額返金対象期間満了後、1ヶ月以内に全額返金の申請をしたこと

これも気をつけておきたいところですね。
会員登録をして3ヶ月目に返金の申請をすると対象外になってしまいます。
全額返金の申請をするのは登録した日から3ヶ月を過ぎた4ヶ月目です。
そして、この全額返金申請中の4ヶ月目の月料金、これは支払わなければなりません。
全額返金と言っても返ってくるのは最初の入会費とマッチングできなかった3ヶ月の月会費のみです。

エン婚活

エン婚活でも、全額の返金保証があります。
こちらでも3ヶ月間マッチングが成立しなければ、会員登録料と3ヶ月分の月会費を全額返金してくれるというものです。
これには大きく3つの条件があり、それをクリアしなければ全額返金保証の対象にはなりません。

大きく分けると条件は3つですが中身がややこしいので、こちらも詳しく解説していきますね。

step
1起算月から3ヶ月目の末日までに1度もコンタクトが成立しなかった場合

この起算月というのは入会が成立して、エン婚活からの紹介がスタートした月のことを言います。
多くは入会が成立した月の翌月のことを言いますが、入会が成立した月からエン婚活からの紹介が始まった時は、この入会成立月を起算月としています。

少し文章ではわかりにくいので、例として図解させていただきますと、こうなります。

この定められた起算月から3ヶ月目の末日までに1度もコンタクトが成立しなければ返金の対象となります。

そして、コンタクトが成立ということにも注意が必要です。
このコンタクトが成立というのは、エン婚活からの紹介に対して

会員と紹介相手が実際に会うことを希望するという意思表示を2人ともがすること

を、言っています。
2人の意思表示なく実際に会うことは、コンタクトが成立したとは認識されません。

紹介されて回答する期限が過ぎてもコンタクトが成立した場合は全額返金保証の対象から外れますので気をつけましょう。

step
2全額返金保証期間満了日まで、毎月の紹介に対して最低1人に会うことを希望する

エン婚活では入会が成立してから毎月最低6人程度（希望する条件やエリアによっては人数に違いがあります。）の紹介をするという保証をしています。

全額返金を受け取るためには全額返金対象期間満了日まで、毎月この紹介された6人に対して最低1人には実際に会うことを希望していることが必要となります。
※このサービス提供エリア外に住んでいる人は、この条件に関係なく全額返金保証の対象になります。
エリアの確認はエン婚活公式ホームページの規約をご確認ください。→エン婚活公式：全額返金保証規約

step
3さらに細かい条件のいずれにも該当していないこと

上記の2つ以外にも、さらに細かい項目があります。
1つでも該当していたら上記の2つをクリアしていても対象から外れますので気をつけてください。

※紹介可能状態とは、次の項目を全てクリアした状態のことを意味します。

ご覧いただいたように、返金制度や保証があるといっても各アプリでいろんな条件がありますので、もし返金を考えているならしっかりと確認して行いましょう。

 

全アプリ要注意！自動更新の落とし穴

マッチングアプリのプラン変更や退会をするのって結構ややこしいんです。
全アプリで共通して注意していただきたいことが「自動更新」という落とし穴です。

ただ変更、退会をするだけなら簡単ですよね。
ですが、この自動更新の停止をするということをしていなければ使っていない金額を支払わないといけなくなります。

たぶん多くの人が、

なんてこと思っていませんか？

それは実は違うんです。
サブスクリプションと一緒で、停止する手続きをしないと翌月以降もずっと自動的に支払いが発生します。

また、プラン変更をしたいときにも。

「前に入会したプランと新しく入会するプランの支払い期間が少し重複するけど、前に入会したプランはもうすぐ期限がくるから！」

と、新しく違うプランに入っても自動更新を停止しない限り、料金の支払いはずっと重複して発生します。

そしてこの自動更新で発生した料金は、返金制度があるアプリでも条件を満たさない場合が多いので、自動更新に関しての返金は全アプリでほぼ不可と思ってください。

pairsで6ヶ月自動更新されてしまいましたが、公式にメール送ったら返金対応してくれましたよ。

ダメ元で送ってみてもいいかもしれないですね。

— ホールデン＠非モテのマッチングアプリプレイヤー (@86_Holden) September 22, 2020

Pairsに関しては、本来は返金を行わないが、と書き添えて返金してくれたようです。よかった。

— タケ (@SpiritedTAKE) September 28, 2018

 

【危険】プラン変更や退会は解約後に！

プランの変更や退会を考えているなら、まずは有料プランの解約をしてからにしてください。

ではこちらも、少し詳しく解説していきます。

step
1有料プランの期限から24時間前までに解約手続きをすること

だいたいの有料プランでは、期限の24時間前に自動的に更新されて支払いが発生してしまいます。
なので、期限の24時間前までには必ず自動更新を停止しましょう。

step
2自動更新を停止したからといって即無料会員になるわけではない

すでに支払いを済ませている有料会員プランは、その有効期限日まで利用が可能となっています。
自動更新を停止したからといって即無料会員になるわけではなく、その後に有料プランの解約をしなければなりません。

step
3プラン変更や退会をするなら無料会員になってから

アプリのプラン変更や退会を考えているなら、自動更新を停止して有料プランの解約を済まし、無料会員になってからにしてください。
これは各アプリの退会方法の規約にもちゃんと書かれていますので、登録しているアプリの退会方法をご確認ください。

事前にしっかりと確認をしていれば何も困るようなことはありません。
誰もがいつかはマッチングアプリを退会しよう、プランの変更をしようという日がきますので、その日に備えてしっかりと把握しておきましょうね。

 

まとめ

マッチングアプリには基本的に返金制度がないこと、ご理解いただけましたでしょうか。
情報や条件項目がたくさんありましたので、ここでもう一度簡単におさらいしておきましょう。

まずは、しっかりと抑えておいてほしいこととして2点。

ということです。

でも一部のマッチングアプリでは返金制度があるところもありました。

それぞれに返金の申請をするにあたって、いろんな条件がありました。
決済方法によっても金額が変わってきますし、入会してから一定期間の活動をしていても、マッチングできたか否かという条件のところでも対象になるかならないかが別れましたね。

そして全アプリ共通して言える注意点というものも確認しました。
それは落とし穴とされている「自動更新」です。

マッチングアプリには返済してもらえることがほとんどないですが、普通にマッチングアプリの活動をしていたら返済に悩むことはありませんよ。
万が一、マッチングできなかった時の救済のような保証なので返金のことは深く考えないようにしましょう。

各アプリ、いろんな人たちのマッチングに力を入れています。
そしてマッチングアプリは返金を期待して異性とマッチングするためのアプリでもありません。
紹介された異性との出会いを大切にしてください。

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