あなたは本を読みますか。
本を読んだ方がいいというのは誰でも1度は聞いたことがあるはずです。
本が好きで
「読んだ本の話をできる人が周りにいない」
「本の内容を深く語りたい」
と思っている人はいませんか。
反対に
「忙しくてなかなか読めない」
「読みたい本があるのに積ん読(つんどく)状態」
「そもそも、何を読めばいいかわからない」
と思っている人もいますよね。
どちらのタイプでも、社会人サークル「読書会」に参加してみてはどうですか。
本を読む良いきっかけになるだけでなく、新たな出会いもありますよ。
読書会とは?
「読書会ってみんなで本を読むの?」
「なんだか地味で暗そう」
と、思ったそこのあなた。
そんなことはありません。
全然違います。
読書会とは読んだ本について語り合う場です。
読んだ本の紹介や感想を言ったり、意見交換をしたりと
本を通じたコミュニケーションの場です。
本は1人で読んで終わりになりがちですが、読んだ本について語れる場所があると、読書のモチベーションにつながりますね。
読書会のスタイル
読書会に参加したくなったら、住んでいる地域で開催されているものを検索してみましょう。
読書会は主催者によってさまざまな形で開催されますが、大きく2つの形式があります。
- 課題本スタイル
- 自由本スタイル
課題本スタイル
こちらは読むべき本が決められています。
各回ごとに課題本が指定され、その本を最後まで読んだうえで参加します。
自由本スタイル
こちらは各自が好きな本を読んで、紹介する形式です。
ジャンルも何もかも自由という場合もあれば、テーマだけが決められるという場合もあります。
テーマはビジネスや小説など大きな分類のものから、「心」「健康」など具体的なものまで主催者がいろいろ考えているようです。
読書会に参加するメリット・デメリット
読書会に参加すると、1人で読むのとどう違うのでしょう。
メリット・デメリットを挙げてみました。
メリット
- 読んだ本の理解が深まる
- プレゼンテーション力が高まる
- 知識が増える
- 視野が広がる
- 同じ趣味の人に出会える
読んだ本の内容を伝えるためには、内容を整理してわかりやすい表現で話す必要がありますね。
読んだことのない本の話を聞くことで、得られる知識は倍増します。
紹介された本の感想や意見を言うようにすると、興味が深まり、知識も定着しそうですね。
同じ本を読んでも、解釈の違いで異なる意見が生まれることもあり、視野が広がります。
読書会への参加は本への深い理解や新たなジャンルを開拓できるだけではありません。
参加者は読書という共通の趣味を持っています。
同じ趣味の人に出会えるというのは、日常生活ではそうあることではありません。
デメリット
- 初めてだと参加申し込みに勇気が必要
- (課題本スタイルの場合)読みたい本が指定されるとは限らない
- (自由本スタイルの場合)紹介する本を選ぶのに悩む
- 意見を否定されることがある
いざ、読書会に行ってみようと思っても、どれに参加すればいいのか悩みますよね。
初めて読書会に参加するときは、初参加の人が一定数いるサークルを選んだ方がよさそうですね。
扱われているテーマが興味のあるものか、課題本なら最後まで読み切れるか、など下調べが必要なのは手間に感じる人もいるかもしれません。
本を読んでの参加が前提なので、読む時間が取れないと参加できなくなります。
課題本スタイルでは
「指定の本に興味がわかなくてすすまない」
自由本スタイルでは
「紹介したい本が複数あって選べない」
と悩んでいると、あっという間に読書会当日になってしまいます。
また、参加者によっては、自分の意見を否定されることもあるようです。
いろいろな意見を聞けるのが読書会の魅力です。
反対意見もあるのは当然だと思いますが、否定されるのはつらいですね。
「否定はダメ」というルールを決めているサークルも多いので、いろいろな読書会に顔を出してみるとよいかもしれません。
読書会は出会いの場
読書会は趣味の合う人と出会える場所です。
課題本スタイルの読書会では全員が同じ本を読んで参加します。
初対面の人と1つのテーブルに集まると
「何を話せばいいんだろう」
と思うことがありますが、課題本スタイルの読書会では大丈夫。
課題本について話せば良いので、話のネタには困りません。
本の内容について話してもいいし、作者や関連図書に話が広がるかもしれませんね。
自由本スタイルの読書会では、もっと趣味の合う人がいるかもしれません。
紹介する本は自分で選び、読んだことがなくてもわかるように簡単に説明します。
同じ作家さんが好きな人、同じジャンルに興味がある人は紹介した本に共感してくれたり、積極的に意見交換ができます。
同じ趣味があっても、上司や先輩とはフランクに話しづらいですよね。
読書会で出会ったなら、気を遣わずに好きなことを話せてとても楽しそうです。
成立したカップルはトントン拍子に話がすすんで、あっという間に結婚した感じがします。
すごい出会いがあるんですね。
ほとんどは純粋に読書や本に興味があって参加しているので、最初から恋愛目的の人は敬遠されますよ。
あくまでも、本の話をするために集まった仲間ってことですか。
結婚されたカップルも、恋愛を目的としていたわけではなく、本の趣味が合って意気投合しただけなので。
読書会では、趣味の合う人と高い確率で出会えそうです。
でも、積極的に恋人を探す場所ではないようですね。
意気投合した人と、うまくいけば恋愛や結婚に至ることもあるという程度に考えた方がよさそうです。
まとめ
読書好きな人だけでなく、本を読みたいのになかなか進まないという人も、読書会に参加すると良いきっかけが生まれます。
1人で読んで楽しむのもいいですが、アウトプットすることで知識が増え、視野が広がり、新たな本との出会いが生まれます。
ただ、参加するサークルを選ぶ手間、会場で発言する勇気は必要です。
それを乗り越えられるなら、趣味の合う仲間と出会えますよ。
でも、読書会で恋人探しをするのはあまり期待がもてません。
趣味の合う人と恋愛や結婚を考えるならマッチングアプリの方がおすすめです。
僕はマッチングアプリを利用して結婚したので、参考までに読んでみてください。
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